2026 11 08
脚本がうますぎる。信じられないほどに。鏡、電車、ぐるぐる走る自転車。映像(運動)としての仕掛けをちゃんと張り巡らせたりするのは当然のこと、だんだんと過去が明かされていく「メメ…
何がこの男を自暴自棄にさせたのかと、冒頭のシーンから引き込まれた。歴史の波に翻弄された男の過去が徐々に明らかになっていく。繊細さと狂気を併せもつ男をソル・ギョングが見事に演じ、ラストには切なさが残っ…
>>続きを読む共感は全くしない。
けれど、今振り返っても、観て一週間以上が経つ。西洋の映画や日本には無いものがある。主人公の心理の複雑さがフランス映画を観る感覚に似た理解できない不思議な面白さがあった。
構成…
初イ・チャンドン。予習のつもりで。
暴力描写が苦手なので選択誤ったなーしんどいなーと思いながら観た。時系列を逆行する構成が売りなのだろうけど、何が人の暴力を習慣化させるのか、この主人公だからというこ…
韓国現代史が気になったので、これまでKCIA、ソウルの春、タクシー運転手といった作品をいくつか見ていた。
1980年前後に起こった軍事クーデターや民主化デモの動きはなんとなく知っていた。
この映画…
新作見る前のイチャンドン映画祭Day2。最初オアシスの人(ソルギョング)だと気づかず、若返っていく途中で気づいてびっくり。出だしはいいのだけどそれ以降のエピソードがあまり乗り切れず。兵役時代のシーン…
>>続きを読む光州事件を一瞬味わえる
光州事件前から90年代後半の韓国の雰囲気を歌謡曲と共に振り返ることができる。
ただ、この歌謡曲が分からなかったり、
韓国に住んでいなかったりすると、退屈ではある。
飲み会で騒…
2人で家でダラダラ観たことで逆説的に映画館という孤独な鑑賞を強いられることでしか緊張感を持続できない映画が存在することを強く感じさせられた。だって、喋りながら観てたら、前半の狂気っぷり笑えちゃうもん…
>>続きを読む人生の喪失と崩壊
決定的なあの日から、私は狂ってしまった
暴力を内面化したのはいつ
性的逸脱を自分に許したのはいつ
DVを初めたのはいつだったか
男の絶望するまでの20年間を、歴史と生活を辿りなが…