映画侍

腑抜けども、悲しみの愛を見せろの映画侍のレビュー・感想・評価

3.2
吉田大八監督の長編デビュー作
「自分は演技が上手い、デビュー出来ないのは自分のせいではない!」と勘違い痛痛害悪女とその家族を描いたブラックコメディ。…ホラーでもある…

吉田監督は『無意識に感情移入できるほどに登場人物を生々しく、現実に存在する誰かのように描く』事が得意らしい。
確かに「桐島」が好きな理由は、あの映画の中にまるで自分も存在しているかのように描くリアルな人間関係とその環境にあると思う。

今作では、家族という身近な存在でありながら、どこか他人行儀な人間関係とその雰囲気がリアルに描かれた作品だと思う。
ただこの映画の登場人物達は余りにも変人すぎる…
閉鎖的な田舎という空間ならではの話だと思うし、共感するのが難しかった…

てかブラックが過ぎるやろwwwおもろいけどw
大八監督って本来こういう映画撮る人なんかな?桐島ってガチで特殊やん…
映画侍

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