腑抜けども、悲しみの愛を見せろのTallowのレビュー・感想・評価

再鑑賞
弱味を握られている兄、妹が帰郷を歓迎してない姉の無双状態から兄は逃げ出しますが、妹がカタをつけます。
形勢がひっくり返るシーンのスピード感がとても痛快です。
永作博美の演技の密度がかなり高く感じます。
「女優の才能が全く無い女優志望の田舎娘を演じる佐藤江梨子」
この部分を楽しめるかどうかても評価が分かれる様な気がします。
「ほつれ」がほどけてバラバラになる人間像、最近の邦画ではよく観る様になりましたがこの作品はそう言うブームを作った作品の中の一本だと思います。