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ソイレント・グリーンのdokinのネタバレレビュー・内容・結末

ソイレント・グリーン(1973年製作の映画)
2.0

このレビューはネタバレを含みます

2022年(ってもう再来年か)。人口増加に食糧供給が追いつかず、人々はソイレントグリーンという謎の加工食品の配給で生きている。
映画の核心はソイレントグリーンの原料は死亡した人間でしたってことで、それに嫌悪感を示す人は多いだろうし、その前提でそれが「悪」として描かれるわけです。

でもそれってそんなに「悪」なのかな?というのが素朴な疑問。

感覚的に受け入れがたいのはわかります。
でもあらゆる生命体を構成する元素は地球上をぐるぐる循環しているわけで、人間も例外ではない。分子原子レベルではみなさん過去に亡くなった方の構成要素もふつうに飲み食いしてるわけです。
それはOKでソイレントグリーンはダメだとすると、どこに線を引くのかな。自然による循環はOKで私企業が工業化するとダメなのかな?
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