LEE

ロボットのLEEのレビュー・感想・評価

ロボット(2010年製作の映画)
4.1
インドのスーパースター、ラジニカーント主演作
噂通りのぶっ飛んだ映画だった


人の作ったロボが感情を持ったことで混乱を巻き起こしていくというストーリー
割と人がたくさん死んだり、失恋があったりと悲しいお話なんだけど、見ていてそこまで悲壮感が感じられないのが本作のいいところ
この映画の予告を見た時のままのバカさ加減が全編に渡ってあるので最後まで楽しい気持ちで見ることができた
今まで僕が見てきた映画はそういう悲しみをオーバーに拡張させて演出していたけど、本作はそこはあんまりやりすぎず娯楽に寄せていたので普段インド映画を見ない僕にとってはかなり見やすい映画だった


そしてアクション!
本作を見るきっかけが袁和平がアクションを手掛けてたからなんだけど、これが最高!
どこまで袁和平が関わっているのかは分からないんだけど、自分で監督アクション監督をしていた頃の無茶苦茶さがこの映画にはあって、「そうそう!やっぱ袁和平ってこういう人だよね!」と再確認できて良かった笑
いわゆる肉弾戦は電車の所ぐらいだけど、それ以外も面白くて、ロボットが組体操の様に様々なものに変形していく様子は最高だった(そういえば大地無限で羅漢陣とかやってたけど、それに近いね


チープなVFXさえも愛おしく感じてくる良作
2もあるみたいなので、そっちもいつか見たいと思います
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