しらすごはん

ワン・カップ・オブ・コーヒーのしらすごはんのレビュー・感想・評価

4.0
サンダンス映画観客賞にハズレなし。

『ワンカップオブコーヒー』は、
第7回サンダンス映画祭観客賞受賞作品です。

近年、アカデミー作品賞を獲得した、
『Coda』や『ミナリ』なんかもサンダンス映画祭観客賞をとったことで、一躍注目されました。

『セッション』『プレシャス』も観客賞ですよ〜

さらに、「野球映画にハズレなし」とも、みなさんおっしゃいますよね。

映画と野球って相性抜群。

『ワンカップオブコーヒー』は、サンダンス観客賞も獲ったし、かつ野球映画です!

なのに、Filmarksの強大な力をもってしても、ポスター・チラシも表示されないとは。

残念です。


『ワンカップコーヒー』は、
文字通りつかの間メジャーリーグに昇格できたロートル投手と、メジャーへ上がることを目指している黒人ルーキーとの友情を描いた映画でした。


ロートル投手はいい球持っている。

スピッリットとガッツと、智恵も備えている。

それでも、メジャーで成功するのは厳しい。

マイナーリーグの下のほうでも、肝心なところで打たれてしまう。

ロートル投手は、惨めに寂しく去っていくことになる。

日本人の一流選手がマイナーリーグで苦労している姿とダブってしまいます。

ほろ苦い。


ただ、ロートル投手は、
黒人選手が徹底的に差別されている時代に、ルーキーに知恵や精神を授けてやる。

ラスト、その後のルーキーの姿が挿入されます。

困難を乗り越え、黒人ルーキーは、堂々とマウンドに立っていた。

ロートル投手の精神が継承されていることが分かった。

絵になる。


何かの記事で、イチローもこの映画について言及しているのを見たことがありました。
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