Ojigi

銀河鉄道の夜のOjigiのレビュー・感想・評価

銀河鉄道の夜(1985年製作の映画)
4.0
「ぼくは、もう、あのサソリのように、ほんとうのみんなの幸せのためなら、ぼくの体なんて百回焼いてもかまわない」

ますむらひろしさんの漫画が好きで、この猫バージョンの「銀河鉄道の夜」の漫画も読んだことがあった。(他には「風の又三郎」なんかがあった)
絵のおかげで童話感が増してる気がする🐱

改めて映画を見てみると、ちょこちょこ伏線が張られていることに気づく。
このお話は単に不思議な話じゃなくて、哲学的で宗教的なお話だったんだなあ。
宮沢賢治の思想を感じる。
他の作品も読みたくなった📕

また細野和臣さんの音楽がちょっと不気味で「世にも奇妙な物語」的な雰囲気を醸し出していて良い。

「誰だって、ほんとうにいいことをしたら、いちばん幸せなんだねぇ」

カムパネルラーーーっ🌌
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