ふかい

芝居道のふかいのレビュー・感想・評価

芝居道(1944年製作の映画)
4.0
時勢的にプロパガンダ色が色濃く出ているにもかかわらず、終わり方は成瀬らしからぬとも言えるほどただただハッピーで朗らか。戦勝祝いの花火ショットと4人が会話をしている引きのショットが交互に。娘が戸を閉めると4人の笑顔だけが見えるようになるというなんともユーフォリック設計。「まごころ」ラストも戦地見送りのシーンで終わるという異様な演出だったが本作もそれと通ずるものがあるか。
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