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ダ・ヴィンチ・コードのMのレビュー・感想・評価

ダ・ヴィンチ・コード(2006年製作の映画)
2.7
キリスト教の歴史や考え方についての前提知識がなさすぎて、私はこの映画を楽しむ段階に至ってないんだな…と思った
記号論とか暗号文の解釈とかの謎解き部分がどれも都合のいい当てはめでは?としか思えなかったけどこういうものなんだろうか。ミステリー系の映画をそんなに好きになったことがない所以はこういうところかもしれない。つっこみどころ満載じゃないかと思いながら観ているけど、もっと賢い人なら納得しながら楽しめるものなのかもしれない。
観終わってこのアプリを開いてからオドレイ・トトゥなのか!と思ってびっくりした。こういう地に足のついた感じの役もしっくりくるんだな。ジャンレノも良い。レ・ミゼラブルのジャベールも好きだし、あまり融通がきかなくて「自分の使命はこれだ」と思い込んでる系おじさんキャラは観ていてなんだか良い。
音楽が終始「長い歴史の果ての壮大な物語の重々しさ!」みたいな雰囲気をアピールする感じだったのは少し好みでなかった。『怒りの日』みたいな種類の音楽は、多用しすぎると聴いてて疲れてしまうし意味合いや映画音楽としての演出効果も薄れてしまう。
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