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ドリーム・ホームのすべりのっとのレビュー・感想・評価

ドリーム・ホーム(2010年製作の映画)
4.1
海沿いのタワマンの一室欲しさに仕事を目一杯入れ夜は自分の体を売る女。
ついには地価を下げるためにタワマン住人の連続殺人を強行する。
何故に彼女はそこまでするのか?時系列が入り組みながら香港の発展に翻弄される人生が徐々に解き明かされる。
ゴア慣れしてる人でも「わァ〜」ってなりそうな◾️害シーンがポイント。主人公は必死にやってるだけなのですが、実に悪趣味な形になっていく。

オモチャを使って撮影しているバスのシーンが皮肉めいててお気に入りです。狙ってるかはわかりませんがタワマンもどことなくハリボテのよう。
無理して働く彼女のシーンは貼り付けたような笑顔なのですが、いざ凶行をやりだすと手際が良くなくて破綻しているのに一生懸命でイキイキしている。
彼女が欲しかったのは海の見える部屋だったのか、それとも、、