ヒチ

近松物語のヒチのレビュー・感想・評価

近松物語(1954年製作の映画)
3.5
父権社会から逃れた男女の受難。何処まで逃げてもそれは亡霊のように2人の後ろを付いて回る。男達の身勝手と金が全てを支配する時代、2人の愛と父子の愛情だけが彼らの灯りとなる。でもそれらもまた、死んでこの世から放たれるための障害に過ぎなかった。
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