近松物語の作品情報・感想・評価・動画配信

『近松物語』に投稿された感想・評価

yuyuyu
5.0
記録用
観たことがある映画
長谷川一夫は何て美形なのだろう。この映画を観た後に彼について調べたら、二本のカミソリで大けがを負っていたことを知った。
ぱ
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いつか誰かが来た道、他人事から我が事へなっていく。そうかこれが人生だったのかと、これが運命というやつかと。

女の足にキスをする、詫びと労りからくる熱情だが、そこから思い出されるは、かつて悲壮な同意…

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anna
4.0
(個人的な)溝口週間がはじまる。
小津はカラッと、黒澤はガツッとなら、溝口はジメッと。
他の作品はどうかしら。楽しみ。
4.7

おさんが茂兵衛を呼ぶ時だけ、"追い掛ける"という機能をしていたのは、二人の確実な愛を全て語っていたように思える。
最後馬に乗せられて死へ運ばれるが、見物人の人混みはより二人の真なる愛へひらかれていっ…

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@新文芸坐
特集・溝口健二/反射する魂たち

2022/5/14
@新文芸坐
執念の映画作家・溝口健二
茂兵衛が絶妙にキモくて良い。一回置き去りにしたお家さまに追いつかれて、謝りながら足をベロベロ舐めるところの凄まじさ。高い声で「ああ!離しません、ああ!」と悶える演技におかしみと迫真性が両方宿っている。
話自体はアホ2人の普通のドタバタ逃避行だけど、異常に輝いてる。
lopt
-
絡み合う2人の視線、一時も離れなようとしない2人。ここでも旦那がムカつく。冒頭の女の子可哀想だし。離れたくない!みたいな2人のシーンはちょっと胸焼けしたけど。
成り行きの逃避行だったはずが、船上での決定的な瞬間を経て関係性が劇的に変化する。それを境に長谷川一夫と香川京子の絡み合う身体、視線が明らかに変質し、全ての場面で凄まじい力を放っている。
3.0

〖1950年代映画:時代劇:人形浄瑠璃実写映画化:戯曲実写映画化:大映〗
1954年製作で、近松門左衛門作の人形浄瑠璃の演目『大経師昔暦』(通称「おさん茂兵衛」)を下敷きにして川口松太郎が書いた戯曲…

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