なっちゃん

トイ・ストーリーのなっちゃんのレビュー・感想・評価

トイ・ストーリー(1995年製作の映画)
4.0
10年ぶりくらいに見た。
おもちゃの目線で映像で世界に入り込んだ感じが好き。おもちゃたちはそれぞれに個性があり、可笑しくて楽めるところが満載!一方で切なく心に響くところがあるのがこの映画の魅力。


自分のことをスペースレンジャーだと信じていたバズが、自分がおもちゃにすぎないと気づく場面は特に切ない
そしてウッディがバズを認めるところ。人間にもあるよね嫉妬って。認めるのって難しい。それでも共通するところや相手の弱さを知って少しずつ歩み寄っていく姿が温かく描かれている。

最後の2人で空を飛ぶシーンが象徴的。バズは”落ちている”ことを認め、ウッディは”飛んでいる”と興奮してた。小さい頃はわからなかったけど大きくなってから見るとこの場面が持つ意味を感じられて感動してしまった

きっとこの映画を見ている人たちは、おもちゃと自分たちを重ねて見てしまうのだと思う。おもちゃたちが語っていることはとても人ごとでは無い。見終わったあとにどこか心がじーんとするのがこの映画の素敵なところなのです

この作品は吹き替えも好き!訳が可笑しくて楽しい言葉で溢れてる!

ピクサーの中の大好きな作品なので長くなっちゃった
なっちゃん

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