話題の絶えない米国史ミステリーの一つ。公開当時はだいぶ話題になっていたこともあり、本作（オリジナル版）は映画館で観ました。
なにかと陰謀説が取り沙汰されるケネディ暗殺事件を扱った社会派監督オリバー・ストーンによる作品です。オズワルドは本当に1人でやったのか？
ケビン・コスナー演じる地方検事による捜査過程で生まれていく疑惑がつきづきとテンポよく展開され、最後に一気に繋げていく演出は結構見応えありました。そして報道映像や写真を織り交ぜた巧みな演出にリアリティを感じたものです。もう30年も経つのですね。
そして事件発生から60年。非公開だった情報の99%が公開されてもなお陰謀説を裏付ける情報が出ていないってことは、やはりオズワルド単独犯なのでしょう。「そう簡単に陰謀説を鵜呑みにするほどお子様じゃあないぜ。」って構えで再鑑賞しました。
「やっぱり大きな陰謀が潜んでいるじゃん。」
オリバー・ストーン新作『JFK 新証言 知られざる陰謀 劇場版』（'21）で情報アップデートせねば、になっています。
ちなみにディレクターズ・カット版では９箇所のシーンが追加（約18分→約206分）されたらしいです。
