このレビューはネタバレを含みます
アメリカ現代史上の一大事件で今なお謎の残るジョン・Ｆ・ケネディ大統領暗殺事件を、新たな調査資料をもとに検証した現代史ミステリー作品ということで。
話としては「クレイ・ショー裁判」を題材に描かれたもので、実話ではあるが確証のない陰謀説が主軸となっている。なので、あくまでも本作はすべてが"事実"ではないです。ですが、当事件の詳細がわかりやすく説明されているので、関心のある人にはオススメ。だが、全く関心のない人には189分の長編は退屈に感じてしまうかと。個人的には関心があったのであっという間に感じましたが。本作はケビン・コスナーやトミー・リー・ジョーンズ、ゲイリー・オールドマンなどといった豪華な顔ぶれも魅力的ですね。デイヴィッド・フェリーを演じたジョー・ペシなんて胸アツでした。キャスト目的で観るのも良いかと。もちろん作品自体も素晴らしいですし、一度は観るべき作品ですね。
