転生Moljiana

アルマゲドンの転生Moljianaのレビュー・感想・評価

アルマゲドン(1998年製作の映画)
3.5
地球に接近してくる巨大隕石を爆破する為に「穴掘りのプロ」8人がトラブルがありつつも小惑星内でなんとか頑張る話。因みに何で穴掘りが大事なのかというと核爆弾を隕石にぶつけてもエネルギーが石の表面にしか当たらないので十分な破壊力を得られない。でも内部で爆発させれば全エネルギーが隕石にぶつかる。だから壊れるという算段です。まあ劇中ではもっと分かり易い説明をしてくれますが

エアロスミスの主題歌が矢鱈有名。今作の大ヒットを受けプライムウェーブが毎年本家とは関係ない『アルマゲドン20◯◯』シリーズを配給しそれもまた有名な今作。それにしてもConsumer側が一切求めていないのにビジネス上の都合で毎年強行する辺り日本レコード大賞に似た物を感じますね。誰か止めろ!

関係無い話が大分長くなって参りましたが、映画自体はそれなりに面白かったです。特に前半の流星群で大都市がどんどん破壊される下りは「ああ、自分マイケル・ベイの映画観てるわ……」と感じさせられました。車がどんどん破壊される様子も圧巻ですし、もしハリウッドが『西部警察』をリメイクするとしたら、間違いなくこの監督がやるべきでしょう……

後半はもう呆れるしかないですよね。観る前から「この内容で150分は少し長い様な……」とは思ってましたがやっぱ長いよ!!
それも話の都合上、前半1時間は彼らが小惑星に行く迄の経過。後半90分が宇宙へ翔んだ後のトラブル模様ではっきり分かれている訳ですが、まぁ後半90分トラブルしか起きてねぇ!!そりゃ全員素人だから仕方ないとは言え酷いなコレ!!何で宇宙ステーション爆破すんの!?観てるこっちからすればもう良いよ!!後、そもそもな話。何で深さ240mに拘ってるの?隕石はテキサス州位の大きさって言ってたよね?な、なんでそんな浅い所で爆発させんの……?

まあそんな感じでFrustrationも溜まりましたが、終盤の展開は本当に感動させられました。『ターミネーター2』といいああ言うのはズルいですよ。感動しない訳無いじゃないですか
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