ベビーパウダー山崎

スター・ファイターのベビーパウダー山崎のレビュー・感想・評価

スター・ファイター(1984年製作の映画)
3.0
『ナイト・オブ・ザ・コメット』からレトロアーケードゲーム繋がりで。田舎町のトレーラーハウス住人、ゲームが上手いだけでなにもない青年が宇宙を救うことになる80年代SFの佳作。チャンスは掴んだら離すな、行動を起こさないとなにも変わらない。まだそこには果てしなき夢があったアメリカ映画。宇宙で戦っている自分の代わりにコピーロボット(自分そっくりの)が地球で生活をしてくれるくだり、こういうの結構好き。最近読んだイアン・リード『もっと遠くへ行こう。』も同じような仕掛けでSFしていた。『スターウォーズ』さながらの撃ち合いで終わらず、彼女を迎えに来る日常でしっかりと締めるラストが良い。