健一

絶体×絶命の健一のレビュー・感想・評価

絶体×絶命(1998年製作の映画)
3.7
アンディ・ガルシアvsマイケル・キートン。

なかなか興味深い組み合わせ。

午後のロードショーで放送していたので録画して鑑賞。
劇場公開時鑑賞済。
24年ぶりの再鑑賞。

斬新なストーリー、緊迫シーンの連続。
なかなか楽しませてくれるサイコパスvs刑事アクション。
なのに邦題がスーパーダサいという なんとももったいない作品。
「絶対x絶命」って。😰わかるけど。

story
フランク・コナー刑事。彼には9歳になる白血病を患った息子がいる。
骨髄移植のみが命を救う唯一の手段。
コナーは適合者を見つける為 FBIの極秘資料を入手。ただ一人の適合者を探し出した。
しかしその人物は終身刑で投獄されている『IQ150』の天才極悪人。
コナーは彼に接触。骨髄の提供を頼むが男は無関心。
しかし後日、ドナーになると突然言い出した。
男は総合病院に移送されるが、実は男は脱走を試みていた・・・

ね!面白そうでしょ! 😂

フランク刑事はこの極悪人と対決しなければならない。
しかし、殺すわけにはいかない。
なぜなら愛する息子の唯一の骨髄適合者だから。
極悪人を殺せば 息子も死んでしまう。
あ〜〜どうする!まさに「絶対x絶命」‼️
ってバカ!😵
そのままタイトル(邦題)にするな!😅

若い頃のアンディ・ガルシア。カッコいいなぁ。
マイケル・キートンのサイコっぷりもサイコー。😅
この二人の心理戦&対決が最大の見どころ。
さすが「運命の逆転」「ルームメイト」「完全犯罪クラブ」などでサイコパスな人間を描いてきたバーベット・シュローダー監督。
本作でも見事にマイケル・キートンをサイコパスに変身させています。

『ただ息子を助けたい。』その一心のために刑事の特権を使って猪突猛進するフランク刑事。
『自由』を求め ひたすら暴走する極悪人。
ただ彼も刑事の息子を救いたくないわけではない。
二人の男の剥き出しの激突が本作を一級品のサスペンス作品に仕上げている。
こんな素晴らしい作品なのに異様なほど知名度が低いのは何故だろう。
今回再鑑賞できてホントよかった。
ありがとう『午後のロードショー』。😃



劇場公開時 1998年 5月。
シネマックス千葉screen 3
💺158 席
客入り ガラガラだったような。😰

昔、京成千葉中央駅から徒歩で10分位の場所にあったシネコン。
マニアックな作品を上映してくれるシネコンでマニアからは重宝されていたシネコンだった。

2011年 1月14日 惜しまれつつ閉館。😞

ちなみに
本作の監督バーベット・シュローダー。
Filmarksでは『バルべ・シュローデル』と記載されている。
どっちが合ってるの? 😔
健一

健一