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新・平家物語のeddiecoyleのレビュー・感想・評価

新・平家物語(1955年製作の映画)
3.4
カラーの溝口としては『楊貴妃』を思わせる箇所も多数あるが、土地が持つ雰囲気を解放できる点で本作が圧倒している。史劇をトレースしていく作劇なので話がドライブしないもんだから雷蔵の眉ばかり気になるが、ラストのごった返す僧兵の中に割り込んでいく姿のカッコよさはさすがの雷蔵。
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