さあさい

ビッグ・フィッシュのさあさいのレビュー・感想・評価

ビッグ・フィッシュ(2003年製作の映画)
4.5
怒涛のユアンマクレガー鑑賞、重く暗い作品が多く疲れてもうダメと思っているところでBIG FISHを見たので全回復した、ティムバートン監督作で1番好き

次作『チャーリーとチョコレート工場』と同じく父と子の和解、ティムバートン監督自身の葛藤を投影してるんだろうか(wikiに直前に監督の父が亡くなり息子が誕生していた、とあった)

サーカスの中の時が止まるシーン、一面の水仙で告白するシーン、バスタブの夫婦、あまりにもロマンティックであらゆる映画の中でも相当好きなシーン

生きることに疲れたらまた見る。楽しいホラ話をして、永遠に語り継ぎたい。人生なんてホラ話みたいなもの

ユアンマクレガーの年齢以上の幼さ純朴かつファンタジックな容姿とコミカルな演技、優しい声色が全シーンに映えている。一方の現実パートアルバートフィニー、2人以外に考えられない