小道具や人物のキャラクターの個性にいつもながらの良さもあり、どこか新鮮だけどしっかりバートンファンタジーの色がある作品の雰囲気にいい意味で裏切られた。
愛する人のことを想う主人公エドのまっすぐに前向きで純粋な姿勢は見ていて本当に清々しくてユアンの演技がめちゃくちゃ輝いていた。人物みんなにそれぞれ感情移入できるような描写もいちいち凝っていてひとりひとり全員とハグしたくなるくらいの愛らしさがある。
父が息子へ捧げた物語は読み聞かせのおとぎ話であり父の人生そのものでもあった。これは息子にとって最高の贈り物として永久に心の中に有り続けるんだろう。
そしてパールジャムのエンディング曲でたっぷりと余韻に浸かる。こんな素敵な人生を送りたいと心の底から思いました。