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スペーストラベラーズのchipのレビュー・感想・評価

スペーストラベラーズ(2000年製作の映画)
4.0
週末に、クローゼットの中を片付けていたら、
この映画のパンフレットが出てきました。
内容は全く覚えていなかったけれど…😅
パンフを買ったくらいだからすごく良かったのだろうと気になって、レンタルをさがしました。
TSUTAYAにはなかったけれど…GEOで発見!
22年ぶりに再鑑賞です。
良かった、やっぱりすごく良かった!


銀行強盗に入った若者3人と人質になった行員とお客さん6人、
犯人に肩入れして仲間のようになっていく。。
アニメのヒーロー軍団「スペーストラベラー」のキャラクター9人の名前をかたり、団結していく。
金城武、安藤政信、池内博之…
彼らのパラダイス、見せてあげたかった。。
行員の深津絵里ちゃんの笑顔がまぶしくて、
謎の客、渡辺謙さんは、圧倒的な存在感でした。
少しの時間を共にしただけなのに…
長い日常の何倍も一生懸命に生きていました、みんな。
例えば体育祭や文化祭でたまたま同じ係になった人とか…
偶然同じツアーで一緒になった人とか…
少しの時期を共有しただけの人とすごく頑張った、
こんなことあるよね〜
忘れられない人たち、瞬間。。

行員たちのゆるい感じと外の警官たちのピリピリ感…
そんなクライムコメディですが、
ラストはグッとくるものがありました。
オープニングとエンディングで流れるのは、
Queenの「Now I'm Here.」
ぴったりです。


「あなたは今、何をしていますか?」
深津絵里ちゃんがラストに問います。

22年前には想像もしなかったことが起きているけれど…
私は今何をしているんだろう…
そんなことを思いました。

再会できて良かった、スペーストラベラーズ!
パンフレットの内容も、なかなか深いです。
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