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エンター・ザ・ボイドのmimioのネタバレレビュー・内容・結末

エンター・ザ・ボイド(2009年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

ドラッグだサイケだってようは西洋・欧米史観なんですよ。
エフェクトやサウンド面で「サイケたらしめる」こと自体がもうサイケ失格の烙印じゃないですか。
パラガやイビザの負の遺産ですね。
お前中敷の下にacid隠してるな。
音と色彩の足し算や変調がサイケだって思われてるってことです。
アホはこれ見てヤバいとか言うんでしょうね。
コメント欄に道玄坂が使われてるってありましたけど、冒頭のアパートは西武新宿の前辺り、歌舞伎町2丁目付近です。ロケはほとんどこの辺でやったと思います。
お前中敷の下にacid隠してるだろ。

結局は先入観で目や耳を支配されてるだけなんですよ。
主人公がDMT吸って見る幻覚なんて笑いもので、カビキラーのCMで浴槽内のお湯に漂う菌のイメージ映像にしか見えなかったし、不幸な兄妹が破綻していくって過程はそれだけで悲劇的なんだから、さらにそこに薬物持ち込むならもっとプロットに説得力持たせようよって感じがして。
お前中敷の下にacid隠してるな。

作り手はもっとぶっ飛んだおかしな人だと思ってたんですけど、こうやって作品見ると案外普通の人なんだなって気がしてきますね。
寡作らしいけどちゃんと身を削って遊んでるんですかね。

でも他の作品も見たいと思いました。振り幅は広そうなので。
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