『アクアマン』のジェームズ・ワンが放つパペットホラー!なかなかの良作でした。やっぱりこの監督のホラーは見応え十分ですな。
幽霊そのものはあんまり怖くないけど、演出がとにかく不気味かつカッコよくて、グイグイ引き込まれてました。
中でも頻繁に登場する"音を消す"演出が見事。これから何が起こるのか、何をされるのか、不安と恐怖を掻き立てるナイスな演出。あと音楽や光の使い方も良し。
伏線回収も気が利いていて、中でも髭剃りネタは笑っちゃいました。「ここで出してくるか!」みたいな。
オチも良かったし、本作のキーワードである"腹話術"をうまーく活用した物語の締め方も素晴らしい。