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靴に恋してのkaedeのレビュー・感想・評価

靴に恋して(2002年製作の映画)
4.4
ドラッグだとか何だとか日本でぬくぬくしてる私たちとはかけ離れた生活なのに、身に迫る感じがする。誰だってふられた恋人の影を追っちゃってどうしようもなくなるし、突然現れた優しくてハンサムな男の子に密やかな恋心を抱いてしまうし、自分の子供を胸に抱くのが夢だし、与えられるものがお金だけでもダメなんだし、身を捧げて守りたいものがあるけど幸せにもなりたい。こんなに複雑で貪欲だけど、強く生きていく女たち……
でてくるハンサムな男性陣そろって同性愛者なのは、なんなんだろ。
大好きな弟を抱っこして眠るドラッグ漬けのお姉ちゃんの図が何だかすごく泣けた。あとはやっぱりホモカップルの画は美しかった。
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