え、これが60年代に作られた!?すごすぎない!!?
タイトルシークエンスからやばい雰囲気がダダ漏れ出ると思ったら、デザインしたのはソール・バス。さすが。
さらにカメラワークもかなり奇抜。内容も奇抜。こんな昔の映画が、しかもアメリカで作られていたとは... まさに人類には早すぎた映画かもしれない。
現代を生きる人々の心にある空虚さについてのお話。下手したら並のホラーより怖い。リアリティがあるが、その一方で現実世界から切り離されたような不思議な世界観。
以下ネタバレ
この映画の設定は
・人生を変えたいと思った人は、ある会社に頼って整形手術を受けて他人になれる。
・公に宣伝してはいない会社で、人伝に伝わる。
・死因をつくり、そのあと他人の姿になれる。
・満足がいかなかったり、適合できない場合はもう一度手術を受けられる。ただし、自分に近しい人にこの事業を薦めて、受けてもらわないといけない。
・この推薦ができない人は実は用済みとなり、CPSに、他人のための死体として処理される。