全く情報を入れず、ポルトガル映画❓
95分でマルコヴィッチ様を拝めるの❓
ってだけでレンタルした作品😁
当時95歳という世界最高齢で監督を務めたポルトガルの巨匠マノエル・ド・オリヴェイラ作品でした⭐️
今まで観たことのない驚きの仕掛けのよう❓
ラストがマルコヴィッチ様の驚愕した表情でロックオンしたままエンドロールが始まる😲
前半はまるで旅行ガイドビデオを見せられてるかのよう。
2001年7月、ポルトガル。リスボン大学で歴史学の教授をしているローザ(レオノール・シルヴェイラ)は8歳の娘マリアを連れて、インド、ボンベイにいる夫を訪ねるため地中海を渡る船旅に出ていた。まだ幼いのに母親譲りのようでマリアは、ポルトガル、マルセイユ、ポンペイ、アテネ、イスタンブール、エジプトの遺跡をめぐりながら興味津々で質問を浴びせている。ローザも大人言葉だが解るように、人類の歴史を娘に語って聞かせる。それは幾千年にも及ぶ地中海文明を巡る旅だった。
後半は船の中が舞台となる。その船の船長がジョン(ジョン・マルコヴィッチ)で、白い制服が精悍でスマートでとても素敵💕
マルセイユで乗船した実業家デルフィーヌ(カトリーヌ・ドヌーヴ)、ナポリで乗船した元モデルのフランチェスカ(ステファニア・サンドレッリ)、アテネで乗船した女優ヘレナ(イレーネ・パパス、歌を披露するシーンあり)の乗り合わせた3人の女性客が船長を囲んだテーブルは華やか🌟そこで繰り広げる会話がなんとまぁ大人で粋で知的なことか👏
その話し言葉は、各自がそれぞれの自国語を話していながら、ちゃんと通じ合うという洗練されたもの。
そして事件が😱
前半はガイドブックと思って観ても損はしないと思うし...私は貴重品として観れました💫