無秩序な時代に、秩序を
悪にうなされ、秩序にとり付かれ
そんな主人公を持ってくること自体
クリント映画では、初めてのことのような気がする・・・
だからなんかね「ふぁーーー」っとなるんですよね(←?)
伝記映画という、アタリ(ヒット)の少ないジャンルにて、マザコンとか、同性愛という、そんな要素まで、ぶち込んでくる!
これが、ま・さ・に
イーストウッドが、イーストウッドたる所以
マルパソ映画にしか存在しない、映画です!(大袈裟w)
濃厚な描写シーンがないものの、目線とか台詞とかで、ちゃんと想像できるようにしてるってのが、熟年技w
誰もが知る重鎮ながらも、ぶっちゃけ生涯(=FBI事情)にはあまり興味はない(爆)
だけど
狂気にも似た切迫感
初めて味わったであろう挫折
母親のドレスにしがみ付く孤独
一人の人物としての掘り下げ方には、心動かされましたね・・・
思いの他、お爺ちゃんシーンが多くて
有名な、ザンネン老けメイクが、ドーンと前面にでてきますけど、例えば、お爺ちゃんシーンをクリントさん自身が演じてたら・・・
それはそれで、面白くなったかもしれませんなー♪