カーズWSA

七人の侍のカーズWSAのレビュー・感想・評価

七人の侍(1954年製作の映画)
5.0
文句なし。

仲間を集めてくのとか途中途中問題が起きたり農民(力のないものたち)を指揮して力を合わせて戦ったり。安易なハッピーエンドでもなく。勝利に犠牲がつきものだ、ということをしっかり伝えてくれます。

会話してて、ドラクエみたいに仲間集めて〜、とかって表現で伝わるけど、元の元のって辿ってくとここに行きつくのでは。

普通の話なんだけど、その普通を作った最初の方。
今観ても普通に見てられることがすごいなあと思います。セリフが聞き取りづらいけど。

1954年、戦争終わってから9年。これはゴジラと同じ年です。
9年ってあっという間だけど、復興の力、前向きに人が動いたときの力ってすごいです。

墓標に刀。
なんこか前の仮面ライダーかウルトラマンかどっちか忘れちゃったけどたくさんの墓に武器刺してて。
会社のアニメとか特撮好きの後輩が、あれはナントカってアニメのオマージュだと思います、とか言ってきたので、クロサワだ七人の侍だ、元を辿るならちゃんと戻れ、と説教しました。ハア、そうだったんですか、映画好きですもんね、だって。めんどくせえ先輩。

映画に限らず七人の〜、で始まるタイトルがいくつあるよ。〜の七人、も入れたらいくつあるよ。さらに◯人の〜、も入れたら途方もない数になります。
そういうことだろっ。
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