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七人の侍のwatarihiroのレビュー・感想・評価

七人の侍(1954年製作の映画)
5.0
劇場鑑賞71本目

戦国時代、度重なる戦はさらなる野武士を生み出し、百姓達は恐怖に感じていた。去年襲われた村人は用心棒として侍を雇う事に決めた。集まったのは勘兵衛を始め、五郎兵衛、久蔵、平八、七郎次、勝四郎、そして菊千代の7人。百姓達に指導しながら、迫り来る野武士を迎え撃つ準備を行っていく、、、。

知名度の高い黒澤明監督が生み出した、世界で一番知名度の高い日本作品を劇場鑑賞。

こういった大作に高評価つけるなんて面白味がないですが、オープニングクレジットと重低音のマッチング、ストーリー、キャラクター、そして志村喬と三船敏郎の存在感は凄かったです。

過酷な撮影だったんだろうなと思わせる雨の最終決戦と火事。そして村の豪華なセット。全てが凄かったです。3時間越えですので寝るだろうな思ってましたけどそんな事もなく見れる事が出来ました。

三船敏郎と子供達が仲良くなってるシーンが印象的でした。そして最後の志村喬のセリフは深いセリフだと感じました。メッセージ性が強かったです。勝者と敗者の定義とは?

何より世界的に有名になって多くの世界レベルの監督に影響与えた事が凄かったです。
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