Fal2018

七人の侍のFal2018のネタバレレビュー・内容・結末

七人の侍(1954年製作の映画)
5.0

このレビューはネタバレを含みます

※以下、「荒野の七人」を観ての感想ですが、「侍」の方が圧倒的に好きだったので、その気持ちをここに記します。

この映画に比べれば「荒野の七人」も、よくできているとはいえ、平均的なメロドラマに過ぎないように思える。

感情的な演技・台詞は「侍」の方が多いじゃないかと反論されるかも知れないが、「侍」は映画のなかに対比や反復が巧妙に仕込まれていて、みていて知的よろこびを与えてくれる作品。だからこそ菊千代は大げさ過ぎるくらいでちょうどいい。メロドラマ的な原理に依存してるのは「荒野」のほう。
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