極黒の女子中学生

青空娘の極黒の女子中学生のレビュー・感想・評価

青空娘(1957年製作の映画)
4.8
これが監督2作目というのが凄すぎる…50年代の増村は異常
朝食で入れ代り立ち代わり家族4人が出入りするスピード感が気持ち良すぎる。決して4人揃ってフレームに映さずに不仲さを画で説明するクレバーさにも感心する。
白坂脚本の会話の連打も相変わらず爽快。会話を追うだけでも映画として成立しているように感じるので凄い

野外とは対照的に室内照明が暗く陰鬱な空気が漂う。ろくでなしな父親との決別の描き方も良い。「さようなら」で映画がはじまり、「さようなら」で映画が終わる

了解✋😆←これ流行ってほしい