トムヤムくん

REX 恐竜物語のトムヤムくんのレビュー・感想・評価

REX 恐竜物語(1993年製作の映画)
3.1
安達祐実が恐竜の赤ちゃんと仲良くなる映画。

お母さんが小さい頃に好きだった映画らしくて、寝ようとしてたのになんか無理矢理見させられた。深夜3時なのにおばあちゃんも乗り気で怖かった。

最初の洞窟探検のシーンがカッスいインディ・ジョーンズとかグーニーズっぽくてツボだった。日本昔ばなしのおじさんも出てるから余計に面白かった。オカリナとか出てきてゼルダかと思った。

レックスが産まれてからはE.T.要素やジュラシック・パーク要素が強くなって、音楽で心を通じ合うのは未知との遭遇っぽいな〜とも思った。あとブルース・ブラザーズみたいな集団も出てくるし、時計じかけのオレンジみたいな演出もある。あと監督が角川春樹だから、自身の出演作の犬神家の一族のオマージュもしてて笑った。

一緒に見た家族はみんなレックスのことを「かわいいかわいい」って言ってたけど、恐竜に表情があったり喜怒哀楽が激しかったりするの不思議の谷でめちゃくちゃ怖かった。あんな恐ろしい生き物を野放しにするなー!ってハラハラした。普通にポテチとかコーラとかカレーも食べさせるから恐ろしかった。

安達祐実が大っ嫌いなピーマンを演技のために頑張って食べるあの有名なシーンが見れただけで個人的には大満足。10歳くらいの時にこの映画に出会いたかったな。