こひらし

電車男のこひらしのネタバレレビュー・内容・結末

電車男(2005年製作の映画)
3.0

このレビューはネタバレを含みます

映像が古くて自分が生きた過去が「昔」になっていることを実感した。

中谷美紀はなんなんだ、悪い女にのか、どうしてあんな挙動不振で露骨にモテない系男子を落とそうと思ったのか理解にくるしむ。
経済力や金銭感覚の違いも明らかなのにそれでもいこうと思った電車は経験の浅さ故か、わたしだったらブランド物を贈られた時点で住む世界や価値観の違いを感じて恋愛対象にはならないなあと思った。

恋して舞い上がっちゃってるピュアで一生懸命で必死なひとに熱烈に愛された過去があるが、わたしはそれが鬱陶しくて不快だったので、見ていてつらかった。
彼はなにも悪くない。
山田孝之の泣きながらの告白シーンが尊くて、羨むきもちも出てきたが、実際にあのような愛情を注がれたらわたしは面倒になって逃げたくなるんだろうなあと。
純粋に愛されることは幸せなことのはずなのに、それが重たくて嫌だなんて悲しすぎる。

告白後の中谷美紀がセクシーでとてもよかった。
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