ヤマニシ

タンク・ガールのヤマニシのネタバレレビュー・内容・結末

タンク・ガール(1995年製作の映画)
3.9

このレビューはネタバレを含みます

  これはいいポストアポカリプスSF。設定とかにはあんまり目新しさはないが、キャラクターやビジュアルがツボ。主人公はどれだけひどい目にあってもおどけた調子を崩さない。不屈の精神と豪運と愛嬌で終末世界を乗り越える姿が本当にかっこいいと思う。センスのない戦車も一周回っておしゃれ。相棒はメガネの地味メカニックだが、初期のデザインが本当に好き。メガネはバフアイテム。だから終盤でメガネ外してたのにはがっかりしました。派手で奔放な主人公とのバディ感がこれまた見ていて楽しい。仲良さそ~。
 この手の映画では水がすごい重要な設定が多い気がするけど、人間を粗末にしすぎじゃない?全身水分だよ?といつも思ってたので、人間の体から水分を抜き取るマシンが活用されてたのは目新しくてよかった。とはいえ抜き取る量が少ない気もするけどね。あと水以外の飲料は普通にあるのはなんでなんだぜ。まあそんな重要な設定でもないか。
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