山田森氏

イップ・マン 葉問の山田森氏のレビュー・感想・評価

イップ・マン 葉問(2010年製作の映画)
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ドニーイェンがパンチを繰り出す、蹴りを繰り出す、華麗に宙を舞う、もうそれだけ紛れもない"映画"になってしまう。ブルースリー=映画である様にドニーイェン=映画なのだ。本物のアクションスターはその肉体的イメージ、運動性のみで紛れもない映画を創り出してしまう。
ストイックな武術映画だった前作と比べて今回は劇中でのセリフでもあるようにカンフーを踊りと見立てて、武闘派同士の対立を描いた中国版ウエストサイドストーリーの様相を呈していて楽しかった。
山田森氏

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