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イップ・マン 葉問のnonchanのネタバレレビュー・内容・結末

イップ・マン 葉問(2010年製作の映画)
3.5

このレビューはネタバレを含みます

『イップ・マン完結』を観るためのイップ・マンシリーズの2本目『イップ・マン葉問』を観た。😅
1949年、終戦直後のイギリス領香港が舞台。
今回もイップ師匠の詠春拳は最強😆
前作からアクション監督を務めていたサモ・ハン・キンポーが、洪拳の師範で香港に存在する様々な拳法の門派の元締ハンとして登場。
カンフー映画超初心者の私はサモ・ハン・キンポーの事を全く知らなくて😓、メタボなおじさんの体型からは全く想像出来ないキレキレのアクションに驚かされたよ。😅
特に不安定な円卓の上で繰り広げる洪拳vs詠春拳は凄かった。

前作は日中戦争時の日本軍将校との闘いがメインだったけど、今作は香港が舞台なので、対英国。
軍人だけでなく、民間人の中国人に対する不当な扱いは残念な感じ。😓
拳法の門派の争いから、巧く人種差別へと流れを変えたように見える。
ただ、やはりエンタメ重視で、ブルース・リーの師匠として知られる詠春拳の達人イップ・マン(葉問)の半生を描く伝記アクション、と言いながら、実は『葉問』はほとんどフィクションだった。

ちなみに、Wikipediaによると
1949年(葉問56歳)に葉問は単独で香港に亡命。
最初の2年間は大陸と香港の往来は自由で、家族はしばしば葉問のもとを訪れたが、1951年国境が突如封鎖され、家族に会えなくなった葉問は、その後1人の女性と暮らし始め、女性との間に息子が生まれている。
劇中、妻の長永成が妊娠し出産するシーンは全く違うという事だな。😓

1960年に妻の長永成は仏山で病死、1962年に長男と次男が香港に密航し葉問と再会した。
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