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レベル・サーティーンのHIのレビュー・感想・評価

レベル・サーティーン(2006年製作の映画)
2.2
金銭面で困窮するサラリーマンのプチットの元にかかってきた1本の電話。「13の試練をクリアできたら賞金を差し上げます!」常軌を逸した過酷なゲームが始まる。

製作国はタイ。タイの映画を初めて観たかもしれない。
試練をクリアする度に賞金アップというのはバラエティ番組でいくらでも見てきた。しかし本作の試練は倫理観がぶっ壊れている。
最初の試練は「目の前のハエを潰せ」でハードルは低い。しかし第二の試練で既に降りたい・降りたくないがせめぎ合うレベル。通報されて社会的に終わるリスクが増えていき、第五の試練は人間の尊厳がまるでない。モザイク一切無しで、食中食後の鑑賞は厳禁。食前ならダイエットになるかも。
後半は指示に従った結果、第三者を惨たらしい目に遭わせてしまう。犬好きにはキツい展開あり。ラストは意表を突かれたものの微妙…
吹き替えで観たが、「そんなの関係ねぇ」「助けてください!」とか、日本のメディアを意識したようなネタがチラホラ。

2019年、世界にコロナが蔓延する前に1泊3日の弾丸旅でバンコクに行ったが、街並みが懐かしく感じた
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