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レベル・サーティーンのizuのレビュー・感想・評価

レベル・サーティーン(2006年製作の映画)
3.8
お金の為、貴方ならどこまでやれますか?

多大な借金を抱えているプチット。営業成績も悪く、ついには会社をクビになってしまう。そんな中、ある電話がかかってきた。「今からゲームをしましょう。最大でレベルは13。見事クリアすれば賞金1億バーツはあなたのもの!」

1億バーツ、本作品の公開当時、日本円で恐らく3億くらい。

レベル1、今、あなたのそばで飛んでいるうざったいハエを叩き潰せればクリア。

レベル2、そのハエを飲み込む。

と、お金の為ならできなくもないけどな~んか嫌だなぁ~といういい具合の難易度から、レベル5にまでなるとなんとウン!コを喰えと!!!!!(これ目当て)

この糞・捕食シーンなんですが糞のリアルさがとんでもなく、高級そうなレストランでブッコロリーやトマトを添えつつ出されるのには流石に笑いましたよね。なんかソースもかかってるし。

その後に気分最悪すぎてゲロるのは全然分かるんだけど、こっちからしたらウ!コのゲロとかいう映像的にさらなる追い打ちで普通に特級汚物。

素晴らしい描写はこれだけにとどまらず、井戸の中でウフフしてた水死体を救い出せ!というレベルでは水死体のクオリティもさながら、不気味さ、汚さ、サービスくらいに出してくれたゴキブリなど観ていてめちゃくちゃ楽しい。まさかの水死体との奇跡のコンビネーションが観れるとは思ってもみなかったので死体・ラブな人種からしたら「これした~い!」の極み。

終盤からは大量の暴行により指名手配され、逃げつつレベルをクリアするという展開になり色々ありますがそこまで面白くもない。笑
良くも悪くもそこらへんのスリラーくらいの面白さ。

ただ、レベル3では子供を3人泣かせろ、だとか終盤では動物が死んだり、良くない描写も多々。
軽度のゴア(脳ぱっか~)もありますが、個人的には汚さの方が圧勝してるイメージ。

ラストは思ってたより胸糞悪くて、「そういう終わり方ね、うわぁ~」と無事嫌な気分になれました。これ結構オヌヌメです。

視聴 2024年2月16日
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