<あらすじ>
作家のエヴァ(ティルダ・スウィントン)は恋人フランクリン(ジョン・C・ライリー)との間に子供が出来た事をきっかけに自分のキャリアを諦めることを決断する。
しかし、息子のケヴィン(エズラ・ミラー)はエヴァには懐かず、成長するにつれて反抗的な態度ばかり取るようになる。
息子との溝を感じながらも関係性を築こうと尽くすエヴァであったが、ある日、彼女を絶望させる事件が起こってしまう・・・
<感想>
これは恐ろしい映画でした😱
生まれた瞬間から、成長する過程においても全くエヴァに懐くことのなかったケヴィン。
たとえエヴァが望んで生まれてきた子ではなかったにしろ、エヴァは一生懸命にケヴィンに愛情を尽くそうとしていました…
それなのに、ケヴィンがエヴァに向き合う事はたったの一度もなく😔
エヴァの気持ちを思うと胸が締め付けられます😣
「ザ・フラッシュ」でもお馴染みのエズラ・ミラーが演じるケヴィン。
彼の表情、冷たい目がとても印象的でした👁️
物語としては、現在と過去が交互に描かれます🔀
たった1人で生活し、周りからは嫌がらせや罵声を受け続け、それでも「私が悪いから」と受け入れるエヴァ。
4人家族で暮らしていたあの生活は何処へ・・・
結末を知った上でストーリーが進んでいくので、どんな破滅が待っているのか、ソワソワしながら観ていました😨
事件当日。
エヴァにとってはこれ以上ないどん底な状況へと突き落とされます⤵️
もっとこうやって育てていれば、あの時こうしていれば、といった後悔さえもできないほどに、彼女自身の育て方が悪かったとは思えないのがかえって辛かったです💦
母親に反発しながらも、ケヴィンは母からの愛情を求めていたのかな。
最後まで『わからない』に尽きる作品でした💫