トマト祭りから始まり、一人暮らしの寂れた家で周りから嫌われひたすら赤いペンキを落とす暮らしと、家族がいて広い家で生活していた過去の暮らしが交互に進み、過去に何かあったことがひしひしと伝わってくる構成。
息子の異常さは同居している父親や妹には気付かれず、母親だけが気付き困っている。そんなことあり得るか?となるけど、母親限定サイコパスというか、事件を起こしたのも結局母親相手に困らせたかっただけなのか。もしかしたら、盛大な構ってちゃんかマザコンなのかもしれない。子供望んでないのになとか上手く育てられるかなとかマイナスな感情が胎児に伝わったのかと思ったけど、そんな感じでもなさそうだもんね。
母は妹が出来れば何か変わるかもと思ったんだろうね。兄の妹が出来た時の寂しそうとも違う、自分にだけ向いていた状況じゃなくなることへの悔しさが出てる時の表情よ。サイコパスの白シャツと黒ズボン率の高さ。
トマト缶🥫、赤いネイル、赤いペンキ、赤い家具、赤いジャム、赤い照明と血を連想されるような赤だらけ。