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少年は残酷な弓を射るのBanriのレビュー・感想・評価

少年は残酷な弓を射る(2011年製作の映画)
4.0
親子の関係(特に母親と息子)はとても濃いけどとても繊細だな。
最後の最後でようやく母親は息子を守る覚悟をしたし、息子は母親に素直に甘える勇気を持てたんだろう。
息子のケヴィンが母親のエヴァを拒絶しているときの目と、最後の受け入れた瞬間の目が違うのが印象的だった。
エズラ、やっぱり凄い‼︎
ケヴィンの子供時代を演じてた男の子もすごく上手だった。
ティルダ・スウィントンもハマリ役!
着地点がちゃんとあるので、観た後スッキリした。

物語は暗い内容だけど、劇中に使われてる音楽が可愛かったり穏やかだったりしていたし、色彩も鮮やかだったので、そのギャップが不気味さを引き立ててたと思う。
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