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少年は残酷な弓を射るのbbbのレビュー・感想・評価

少年は残酷な弓を射る(2011年製作の映画)
3.8
2012.8月、公開当初に観た時のメモが残ってたので、そのまま記録。

映画観る前に、原作(原作は上下巻ある結構なボリューム)読んでいたので、映画だけでは描ききれていない詳細を知っていたのが前提。

随所に練りこまれてる鮮明な「赤」とケヴィンの鋭い眼光が脳裏に焼き付いてる。
時系列が交錯して撮られてる映画が苦手なつもりはなかったけど、今回の撮り方は個人的にちょっと苦手だった。台詞の意味を考えるのではなくて表情に全てが語られてるなぁと感じた映画。
きっとほとんどの誰もが母親は無条件に子どもを愛する存在と思っているけど、現実には虐待する親もいて、自分の子どもが可愛くないと思うことは非人道的とされているけど、そういう見方でみると興味深いしラストの二人の表情にいろんな想いを巡らせてしまう。
幼少期のケヴィン含め、演技力がみんな凄すぎ。
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