tone2tone

少年は残酷な弓を射るのtone2toneのレビュー・感想・評価

少年は残酷な弓を射る(2011年製作の映画)
4.3
2018 1 8
同質ゆえの母子の愛憎。
冒頭の水につけた顔が入れ替わるシーンに始まり、卵のからと噛んだ爪、キッチン棚の錠と体育館の錠など母子が同質の人間であることの示唆シーンがたくさん入ってくる。そして映画全体に散りばめられた赤色が強烈なインパクトを放つ。
テーマもさながら、映像表現としても映画らしい映画だったと思う。
tone2tone

tone2tone