このレビューはネタバレを含みます
何のために生まれて、何をして生きるのか。
アンパンマンのマーチが実はどんな意味を持って、やなせたかしの過去とどう繋がるのか、中学生の時に聞いたことがあって少し知ってた。
けど、作中でこんなにはっきりと「何のために生まれて、何をして生きるのか」について言及してる映画があるのは知らなかった。
これは泣いてしまうね。
ロールパンナちゃん、切ないね。たまに登場するかっこいいキャラクターのイメージしかなかったけど、そんな理由があったんだ。
ドーリィちゃんに再び星が降ってきて、自我が戻りみんなと仲良くするっていう展開はさすが子供向けというか救いがある展開ではある。
救いはあるけど、アンパンマンが(弱るのではなく明らかに生き物として)動かなくなって、絶望的なシーンがしっかりあるのは本当にすごい。子供たちがこれを観てるのが。