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ローマの休日のjeffk4planのネタバレレビュー・内容・結末

ローマの休日(1953年製作の映画)
5.0

このレビューはネタバレを含みます

【○】
・音楽の使い方がとてもうまい。シーンの喜怒哀楽を表現できている。画面の情報量が少ないからこそ、音楽の訴えがダイレクトに届く。
・翻訳の仕方がかっこよすぎる。
ジョーの誘い文句で"why don't you take little time to yourself"という台詞がありますが、これに対する字幕が「人生を楽しまないか」となっています。
字幕が出てきた瞬間に驚き、何度もリピートする場面でした。素晴らしい。

【×】
間が多い。不快になる間ではないのですが、昨今のコンテンツへの詰め込み具合に慣れてしまうと、ちょっと冗長に感じてしまうかも知れません。(特に倍速で見る方)
挨拶のシーンは現在なら手前2人ぐらいからになるでしょうが、今作ではしっかりと端から端まで。尺稼ぎと見えてしまうかも。

【雑感】
冒頭アン王女と使いとの会話で"precisely"という単語が出てきます。(正確に、まさにそのとおり、という意味)
TOEIC単語リストにこの言葉が出てきたのですが、「just,exactoryとの違いは?」と気になっていました。
このシーンのお陰でpreciselyに高貴や丁寧なイメージがあることが知れました。
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