2023.12.31 Prime Video
2023年の締めは一番お気に入りの作品で...
最初に観たのはまだ10代のとき、初めての彼女と横浜でのリバイバル上映だった
冒頭ティアラと白のドレスに身を包んだアン王女が登場したときのあまりの美しさにうっとりしたものだ
そして上品さを保ちつつコミカルな一面も見せるオードリー・ヘプバーンに完全に一目惚れです
ローマの街並み、市場の賑わい、歴史を感じさせるスペイン広場やコロッセオ...もう全ての風景が素晴らしい
そしてお馴染み ”真実の口” そこでの演技はグレゴリー・ペックのアドリブだったそうで、あのときのオードリーの真に迫ったリアクションは二度とは撮れなかったであろう
ロングヘアーをバッサリ切ってショートヘアーに変身したオードリーがめっちゃキュート！
当時の女性はこぞってこの髪型を真似したに違いないと容易に想像がつく
永遠に結ばれることのない、たった1日だけのラブストーリー
涙あり笑いあり全てにおいて隙がなく完璧な出来だったように感じる
鑑賞後、帰り道で自分たちがジョー・ブラッドレーとアン王女になったのは言うまでもない(笑)
今までこれ以上の作品に巡り合ったことがないし、今後もこれ以上の作品に巡り合うことはないだろう、それぐらい自分の心の中心に残り続ける作品である
迷うことなき満点評価🥇
