かのん

ゴジラの逆襲のかのんのレビュー・感想・評価

ゴジラの逆襲(1955年製作の映画)
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 白黒映画はまだ3作目ですが、視覚的に、「色が無い」っていうのが、役者の演技や、建物とゴジラ達の作りの巧妙さに対して、観る人の目を鈍くさせる、ということを実感します。
 それを思うと、カメラワークやCG技術の向上は、カラーの登場や画質の向上と、並行しているのではないか、と想像しました。
 俳優の演技に関しては、当時のモノクロ映画の名優と、今の映画界の名優では、どっちが優れているかはわかりませんが、ゴジラ一作目と今作のように、大根役者が堂々と中心人物に起用されることが現在はないことを考えると、基準が上がっていて、その結果、俳優の演技力は昔よりも上がっているんだろうな、ということを想像しました。
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