かのんさんの映画レビュー・感想・評価

かのん

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インソムニア(2002年製作の映画)

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 ノーラン映画のテーマの一つ、私たちは何か自分よりも大きいものに支配されているというテーマ、今回は少し印象が薄い気がした。
 今回の作品でそれは、犯罪を行なう動機として描かれていると感じた。つまり、今
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ゴジラの逆襲(1955年製作の映画)

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 白黒映画はまだ3作目ですが、視覚的に、「色が無い」っていうのが、役者の演技や、建物とゴジラ達の作りの巧妙さに対して、観る人の目を鈍くさせる、ということを実感します。
 それを思うと、カメラワークやC
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ティファニーで朝食を 4K(1961年製作の映画)

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カポーティの原作とは全然違う…

主人公に漂うマッチョな感覚がムリ…
最後の「人は誰かのものになることでしか幸せになれないんだ!」というホリーへの説教に、一番目ん玉飛び出た。むしろ、原作は全く逆だし、
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マイ・ニューヨーク・ダイアリー(2020年製作の映画)

3.9

作家志望の周りに現れるあらゆる人々が描かれていた
作家になることを反対する人
同じ夢を諦めた友人
偉大な作家とのささやかな交流
自分が足踏みしてる間に執筆したけど、それが全く尊敬できない作品だった人
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ゴジラ-1.0(2023年製作の映画)

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視覚効果賞の理由を考えながら見た
少ない予算で、高いCG技術を駆使して作ったところやろうか?

歴代のゴジラ作品は見てないけど、全部核の象徴として描かれてるんやろうか?(今回は+終戦直後やったけど…)
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ブロンド(2022年製作の映画)

4.0

モンローの生涯はざっと知っていた。
だからか、映画の中で誰と居ても、彼女はいつも一人に見えた。
もし生涯を知らなくても、次々と変わる相手に、いつ彼女が孤独から脱せられるのか、不安を感じ続けただろう。
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場所はいつも旅先だった(2021年製作の映画)

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バイト合間の休憩時間に3回くらいに分けて見ました
なんかまた見直す気がします
そんなドキュメンタリーです

ポップスが最高に輝いた夜(2024年製作の映画)

4.8

中学の頃にYouTubeで動画を見た以来だったけど、今成人してみて、この歌の凄さが理解できるようになったことを、とても嬉しく思います

ウーマン・トーキング 私たちの選択(2022年製作の映画)

4.5

過去の悲しみ、苦悩、トラウマをどう乗り越えるか?という主題について、「距離を置いて去ること」、時間としても物理的な距離としても、今この苦しみを生む時間と場所から去るということの効能が、うまく議論されて>>続きを読む

ゴッドファーザー(1972年製作の映画)

4.1

このレビューはネタバレを含みます

『The Offer』を勧められたけど、元を見た事がないので見にきました


中盤以降最後まで、平家物語の冒頭の三文が頭をよぎっていた

ドンと血の繋がらない息子と、実の息子でもマフィア稼業を傍観する
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エノーラ・ホームズの事件簿(2020年製作の映画)

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シャーロックはどの映画作品よりもイケメンかもしれん…
シャーロックがお兄ちゃんやってるの結構グッとくる…😌

 シャーロック・ホームズの世界は19世紀末らしいけど、時代考証的に、イギリスで黒人女性が白
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レッド・ノーズ・デイ・アクチュアリー(原題)(2017年製作の映画)

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video鑑賞 https://vimeo.com/778542183
字幕つけてくれた方、ありがとうございます😌

純粋に、続編があったなんて嬉しいです

サラに新しい出会いがあったようで、苦労の多
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ラブ・アクチュアリー(2003年製作の映画)

4.0

ジョナアンナが、歌声から始まりステージ上に姿を現した瞬間がなんか感動した
私たちは単純にジョアンナってどんな子なんだろうって気持ちだと思うけど、それに加えて、リーアム・ニーソンにとっては、自分の亡き妻
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ラ・カルナダ/運び屋(2014年製作の映画)

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実話かどうかは分からないけど、内容は仰天ニュースとかアンビリーバボーで取り上げられそうな話でもあるなと思った

メキシコではこういったことが決して無いことではない、という事実が、「メキシコは神から遠す
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あなたへのメッセージ(2017年製作の映画)

3.9

収容所への関心は、収容所文学から派生して、今回ドキュメンタリーに来ました

最後の
「私に起こった私の人生の重要な出来事は、神様からの贈り物だと思った
神は信じていないけど、それとはまた別の話だ」
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故郷よ(2011年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

大学の授業で視聴

 チェルノブイリ発電所の事故と、その麓の街プレピャチに住む人々の視点から、突然の事故から10年、故郷を捨てられずに今を生きる人々の暮らしが描かれる。

 冒頭から、プレピャチの人々
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グランド・ブダペスト・ホテル(2014年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

エイドリアン・ブロディとシアーシャ・ローナンが出てきた時、個人的にもっと映画にのめり込んだ感ある!

固定したカメラの中を人物が動く撮影方法で、各画面が一つの絵画のように見えた!
グスタフとゼロとアガ
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ゴッホ:天才の絵筆(2009年製作の映画)

3.4

このレビューはネタバレを含みます

ゴッホの絵が一際色鮮やかに見える理由とか、妙に黄色や紺や緑一色で書かれた絵があることとか、その理由がなんとなくわかった気がした。補色とか黄色を画面に閉じ込めることへの執着とか、ゴッホが作品を描く上で核>>続きを読む

THE FIRST SLAM DUNK(2022年製作の映画)

4.4

このレビューはネタバレを含みます

漫画読んでって良かった!
魚住とか海南が、クローズされんのにちゃっかりおるの良かった
原作と違う部分もそれはそれで面白かったけど、リョータは普通に新生湘北キャプテンになってほしい🤛
というか「あれから
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