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Kids Return キッズ・リターンのkawazilikousakuのネタバレレビュー・内容・結末

Kids Return キッズ・リターン(1996年製作の映画)
5.0

このレビューはネタバレを含みます

同じコメディ出身でも
上流階級を饒舌に描くウディ・アレン
一方、
下流を寡黙に描く北野武
どちらも大好き
なんだけど

哲学的な言葉も
詩的な会話も(バカヤローコノヤローはある意味詩的だけれど)
まるでないのに
この胸をしめつける感じは何なの?
ボクシングなんかした事もないし、
ヤクザとも何の繋がりもないのに、
どうして自分の青春と重ねてしまうの?
これが青春の本質ってやつなの?
そんな普遍的なテーマを扱えるほど
ビートって天才なの?
そしてあの時代にこの音楽つかうセンスよ

ウディ・アレンも
ゴダールも
ウォン・カーウァイも
みんな喋りすぎうるさいわ
あんなのそれっぽい言葉を並べて
上辺をなぞった
偽物じゃない
何がパスワードは1万年愛すよ
(本当は大好き)

タクシードライバーを田んぼに沈めた
北野武こそ本物の詩人だわ
・:*:・(*´エ`*)ウットリ・:*:・
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